自分で作る缶バッチで広がる輪

地元の各種イベントで子供達に様々な工作を楽しんでもらうグループを、地元の高齢者の有志で結成しました。地元ではお祭りや公共施設でのイベントが結構開催されますが、そこの子供が楽しめる折り紙、木の実を使った工作、紙のサンバイザーの色塗り等、幼時から小学生が楽しめる簡単な工作を無料、もしくはごく安い材料費のみで作ってみようと言うグループです。

その輪は次第に広がり、主催者として参加する高齢者が、非常に増え、お互いに顔の知らない人も増えて来ました。そこで、主催者である印を何か身に付ける事で、お互いが認識できるように、また子供達に指導してくれる高齢者である目印としようと考えました。こうしたケースではお揃いのTシャツもよく用いられますが、どんな服を着用していても、会場で気軽に目印を付ける事が出来るメリットから、少し大きめのオリジナル缶バッチを作る事としました。

ネットで調べてみると、色々なオリジナル缶バッジのパーツ屋さんがある事を知りました。その中から、ある業者さんを選定し、購入しました。丸型のサイズでも、25mm~100mmまだ何種類もありましたが、作業に邪魔にならず、しかも目立つサイズと言う事で75mmのサイズを選定しました。

デザインは、メンバーで絵心のある人たちが相談し、子供をモチーフとした絵と、イベント主催グループ名を入れたものを考えました。紙にイメージを作成し、それを実際に缶バッチのデザインへ落とし込むサポートを有料ですが、デザイン業者さんにお願いしました。デザイン業者さんから缶バッチにした時のイメージ図が送られて来て、それにOKを出すと、発注数量の缶バッジが発送され、手元に届きました。

缶バッチパーツ購入の全てのやり取りがメールで可能で、支払いもクレジットカード決済で、非常に発注からオリジナル缶バッジの入手まで非常に簡単に終える事ができ、大いに助かりました。缶バッチはオリジナルで自作したので、格安で作る事が出来るのがメリットで、増えるメンバーを見越して多めに作り、早速入手後のイベントから着用しました。

胸に付けたオリジナル缶バッジを見た子供の中には、僕も、私もそんなバッジが欲しいという声が多数聞こえてきました。そんなに人気があるなら、参加する子供達向けに、小さなオリジナル缶バッジを作って、実費で提供する事や、無地の缶バッジベースを購入し、そこにマジック等でオリジナルの絵を書いて作ってもらう事もイベントの遊びの1つとして導入しようかと企画しています。オリジナル缶バッジは、大人から子供まで夢を持てるアイテムである事を改めて感じました。そこへ来て自分で作る方も多いのだと感心しました。