缶バッジを業者に製作してもらう時は、しばしばテンプレートによる出稿がポイントになります。所定の形式で、専門業者に画像データを送る事になるのです。昨今では多くの専門業者は、WEBでデータを受け取っています。というのも缶バッジの専門業者とやり取りをする際には、基本的にはWEBを活用する事になるのです。FAXや郵送ではなく、たいていはWEBです。なぜならWEBの方が、色々と手続きもスムーズだからです。
基本的には、専門業者に対してメールを送る事になります。もちろんメールのソフトには、画像を添付できる機能が完備されているでしょう。そのメールで、自分が作成して欲しい画像のイメージを、電子データの形式で送信する訳です。すると画像を受け取った専門業者が、それに合わせた缶バッジを作ってくれるという流れになります。
ところが専門業者のテンプレートが、少々厄介です。というのも多くの業者は、缶バッジの形式をある程度決めています。サイズや比率などは、一定の制約があるのです。それで問題は、自分が制作して欲しい画像データは、その制約に合致するか否かです。例えば自分が製作して欲しい画像は、縦長の長方形だとします。ところが専門業者が定めるテンプレートは、長方形ではありません。丸形や正方形になっている事もあるのです。両者の形が一致しませんから、なかなか自分の希望通りの缶バッジを作ってもらうのも、難しい事があります。特に缶バッジ製作を初めて依頼する方々は、その傾向が顕著です。
しかし、それも業者に左右される一面があります。缶バッジの専門業者によっては、柔軟に対応してくれる事もあるからです。例えば業者によっては、テンプレートではなく完全に任せる事もできます。料金は若干高めになりますが、テンプレートとは異なる形式で、独特な缶バッジを製作してくれる業者もあるのです。ですから独自性が強い缶バッジを製作して欲しい時などは、柔軟に相談できる業者がおすすめです。
そうかと思えば、一部の業者は紙媒体にも対応してくれます。専門業者としては、顧客のニーズに応えるのが肝心だと考えている事もあります。パソコンなどに不慣れな方々でも、紙に印刷した画像を専門業者に送付すれば、柔軟に対応できる事もあるのです。紙媒体の方が、却ってやりやすい事もあるでしょう。
ただし紙媒体で缶バッジを製作してくれるか否かは、それこそ業者次第です。ですから缶バッジを作成したい時には、業者選びも大切なポイントになります。